弟がくも膜下出血になってから出会ったほんの短い時間の中で、心に残る人達と出会いがありました。
リハビリテーション病院での出会い
リハビリ病棟に入院していた時、60代くらいの男性が、弟の明るさをとっても気に入ってくれ、いつも話に来てくれていました。
弟がいつも繰り返しはなしていたこと。
くも膜下出血で倒れたとき、1階に住んでいた大家さんが2階に住んでいた僕の部屋からバンバンと叩く激しい物音に気付いてくれて、救急車を呼んでくれたんだ。だから僕助かったんだよ。
僕が死ななかったのは、この世の中で食べたいものがまだいっぱいあって、天国の食べ物が食べ尽くされないように、天国から追い返されたに違いないんだ。
当時の弟は、高次脳機能障害の影響でかなりの躁状態で、繰り返し同じ話を楽しそうに話していたころです。
退院する日、弟のためにたくさんのお菓子を持ってきてくれました。楽しかったと。
いっぱい話を聞いて下さり、ありがとうございました。
2回目に手術した病院での出会い
ゴルフ場で倒れて、脳梗塞で入院していた70代の男性が同室でした。知的な落ち着いた感じの方でした。
手術が終わったら連絡しますねとお伝えしていたのですが、中々連絡がないことを心配して、待合い室にキャラメルを持って来てくれました。
長いねー。どうしたんだろう。
消灯の時間まで、一緒に待ってくれました。
手術の翌々日、弟が個室の病室に移ったことをお伝えすると、弟の病室に来てくれました。
本当に良かったね。会えて良かった。
退院した後も時々、心配して連絡を頂いていました。
手術のときの旅館での出会い
2回目の手術の時は、病院の近くの小さな旅館を予約していました。
夕方には手術が終わるはずが、 予定時間に終わらず、旅館に着いたのが24時頃に。
到着すると、ご飯も用意してあり、部屋も石油ストーブで暖まっていました。
娘が、昨年がんで亡くなってしまったの。他人事とは思えないわ。良くなると良いわね。
と。ありがとうございました。
脳ドック受けました本日、脳ドックを受けてきました。1か月前に電話で申し込みをしました。頭が痛いとか、頭の症状で気になることはありません。
弟が前触れ...