本日は、父の認知症の診断の為に病院にやってきました。
今は不要不急の外出は禁止ですが、父の認知症を少しでも早く改善したいので、大学病院に行くことにしました。
徒歩15分圏内にある病院です。人混みには遭遇していません。
予約したのは、高齢者専門のメンタル科。かかりつけ医のお医者さんに紹介状を書いて頂きました。
まずはCTを撮り、長谷川式認知症スケールを図り、診察を受けました。
診察の前にアンケート等に答えます。父の事、すらすら書けました。もっともっと書けるけれど、ほどほどに。
- 家族が何人いるか分からない
- 親と死んだ兄が生きていると思っている
- 昨日、長野の実家に行ってきたと何度も言う(もちろん行っていない)
- 寝ているとき、殴ったり、怒ったりしている
- 徘徊で1泊、2泊したことがある
- デイサービスで突然怒り出して、走って逃げたことがある
- 食事をしたことを忘れる
- 突然怒りしてぶっ殺すと言い出す
- 排泄障害がある
お医者さんからの診断です。
- 脳血管障害はない
- 脳は年齢以上の萎縮が見られる
- 長谷川スケールは7なので、重度認知症に間違いない
- 今後、診察を続ければアルツハイマー型認知症かレビー小体型認知症かの病名を特定することはできる
- 処方されている薬を変えて、怒りやすさが改善されるか様子を見ることとどちらを希望しますか
診察の間、聞いた内容を丁寧に記載していました。真摯な姿勢に、静かに感動しました。
まずは薬を変えて様子を見たいです。
いつでも構わないので、なにかあればいつでも来てください。薬の件はかかりつけ医に伝えておきます。
しばらくは様子をみます。
診察の最後に、
なにか確認しておきたいことはありますか。
最後まできちんと対応して頂き、とても良い先生で安心しました。
その後、その病院のホームページによると、医者と看護婦各1名がコロナに感染していました。身近に感染が迫っています。
両親に感染させないように、手洗い消毒をより徹底しなければ。怖いです。
